あなたは知っている?「iPhone X」に隠された7つのこと

先日発売されたiPhone Xですが、次世代を担うこのiPhoneはさまざまな特徴を持っています。3D顔認識を可能とする「TrueDepthカメラ」、次世代ディスプレイと謳われている「OLEDディスプレイ」などは、すでに有名な話です。しかし、iPhone Xには他にも知られていない事柄が隠れています。

今回は、iDROPNEWSが紹介した7つの事柄を紹介していきましょう。

1.カメラが縦に二つ並んでいる理由

iPhone7 Plusから、背景がボケた写真を撮影することができるポートレートモードが搭載されました。ポートレートモードは空間を立体的に捉えて撮影を行うため、カメラが二つ搭載されています。この二つのカメラはiPhone7 Plus、iPhone8 Plusどちらも横並びに配置されています。一方で、iPhoneXに搭載されたカメラは縦配置

この理由として、「ARやVRを使用する際にはiPhoneを横向きで使用することが多いから」という理論がある一方実際には設計的な理由が問題となっており、TrueDepthカメラが関係しています。iPhone Xには、TrueDepthカメラが搭載されたことにより背面カメラが横並びであるとお互いのモジュールが重なってしまうのです。

2.iPhoneXを強制再起動するには

video:Apple

iPhoneXは、歴代のiPhoneと違いホームボタンを搭載していません。ホームボタンがないので、Siriを呼び出す際や、フリーズをした際の強制再起動などの方法が今までと異なります。

Siriの起動は、サイドボタンの長押し。電源を切る際はサイドボタンといずれかの音量ボタンを押すと電源をオフにするスライダーが表示されます。また強制的に再起動するには音量アップを押して放し、音量ダウンを押してから離し、サイドボタンを押し続けることで可能

3.巨大なL字型に設置された2つのバッテリー

Image: iFixit

スマホユーザーにとって非常に重要なバッテリーライフ。長ければ長いほどユーザーにとってありがたいですよね。iPhone Xに搭載されたバッテリーは、「L字型」に設置されています。iFixitは分解をした上でこのスペース利用を「前例のない」と評しています。バッテリー駆動時間を少しでも長くしようというAppleの魂が感じられますね。

4.同じiOS11でも中身は全く別物

iPhone XはiPhone7やiPhone8と同じようにiOS11で動作します。しかし、同じ名前をもつというだけで、実際には大きく異なります。その一つとしてあげられるのが、「ジェスチャーコントロール」。iPhone Xにはホームボタンを搭載していません。ホーム画面に戻るのもアプリの切り替えも全て、画面内の操作だけで行います。

5.iPhone Xには特別な着信音が用意されている

iPhone Xには、「Reflection」と呼ばれるiPhoneX 限定の着信音が入っています。iOS11には、新しい着信音は実装されていません。完璧にiPhone X向けに用意された音であり、いかにAppleがiPhone Xを特別視しているかがわかりますね。

6.アプリ切り替えの快適性

歴代iPhoneは、ホームボタンをダブルクリックすることでマルチタスク中のアプリを切り替えていました。しかし、「4.同じiOS11でも中身は全く別物」でも述べたようにiPhone Xには、ホームボタンがありません。

video:Apple

iPhone Xでは画面の一番下に常駐するジェスチャーバーがあります。スワイプするだけでホーム画面に移れます。アプリを切り替えたい場合は、このバーを左右にスワイプするだけ。簡単に開いている近くのアプリに切り替得ることができます。これはホームボタンでダブルタップするよりも早く可能です。

7.Face IDに隠された仕掛け

3D顔認証を使用した「Face ID」。iPhone X 最大の魅力と言っても過言ではないこの機能ですが、単純に顔を認識しロックを解除するだけではありません。デバイスを見ているかを判断し自動的に着信音とアラーム音量と画面の明るさを調整してくれます。また、ロック解除もディスプレイを見ているときにしか解除しないようになっています。

これらの機能はまだ不完全であると言われており、今後の進化が楽しみです。

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