Apple、ディスプレイ埋め込み「 Touch ID」の噂を否定

今年発売されるiPhone Xには、「Face ID」と呼ばれる新しいロック解除の仕組みを導入し、「Touch ID」は非搭載となりました。

発表前には「ディスプレイ埋め込み型 Touch ID」の存在が噂されており、多数の情報が出ていましたがAppleは先日行われたインタビューにてその噂を否定しました。

「iPhone8」のTouch IDはディスプレイに埋め込まれる

↑2017年5月30日記事(当時の情報より)

Appleのハードウェアエンジニアリング担当上級副社長Dan Riccio氏は、TechCrunchとのインタビューの中で、「"Face ID"の開発に力を入れるために、背面や側面への"Touch ID"搭載には時間を費やさなかった」と答えている。

...And that’s what we did. So we spent no time looking at fingerprints on the back or through the glass or on the side because if we did those things, which would be a last-minute change, they would be a distraction relative to enabling the more important thing that we were trying to achieve, which was Face ID done in a high-quality way"

(引用:TechCrunch

実装に至らなかった画面内蔵 "Touch ID"

今年春時点では画面埋め込み型背面に移動、7月にKGI証券のMing-Chi Kuo氏がiPhone Xには「Touch ID」が搭載されないと伝えるなど、さまざまな情報が錯綜し最後まで噂が消えなかったものの結果的に非搭載となった。

また、将来的には全モデル「Face ID」を採用する可能性があると言われています。

「Face ID」移行への基準が存在していた!それは、、

「Face ID」の搭載を判断する基準は、第一世代Touch IDと比べた際、同等以上に機能するかどうかであったとのこと。Touch ID 第一世代・第二世代の間には大きな性能差があり、「Face ID」は第一世代よりはるかに高速ですが、第二世代よりわずかに遅いそうです。今後、「Face ID」は高速動作へと進化していくでしょう。

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