2020年5月4日、Appleは新しいシザー式キーボードの変更と内部をリフレッシュした13インチMacBook Proを発表した。
今回は、マイナーアップデートで外観に大きな変化はなく、目立ったのは価格面とオプションで32GBのRAMと4TBのSSDを選択可能になったことくらいだ。
これによって、私たちが14インチMacBook Proに出会えるのもまた先となってしまった。
それでは、14インチMacBook Proはいつ発表されるのだろうか。
2020年後半にミニLEDディスプレイを搭載して登場か。
以前、6月のWWDCでお披露目になるとの情報が出ていたが、今回13インチが登場したため14インチの登場がまだ先になることは確実だろう。
昨年、Appleは5月に15インチMacBook Proをアップデートし半年後の11月に16インチMacBook Proを登場させた過去がある。今年も同様になる可能性は高いだろう。
Apple関連の正確な情報をリークするFudge氏(@choco_bit)は、Twitter上でのやりとりで14インチMacBook Proは、今年後半と発言している。
later in the year
— Fudge (@choco_bit) April 22, 2020
また、TF証券のアナリスト Ming-Chi Kuo氏は、今年後半にミニLEDディスプレイを搭載した14.1インチのMacBook Proが登場すると予測している。
最後に。14インチMacBook Pro、dGPU搭載の可能性。
ここからの話は、完璧に個人的な考えであることを承知して読み進めてほしい。
今回発表された13インチMacBook ProのGPUはCPUオンボードタイプとなっており、オプションでもグラフィックボードは用意されていない。
一方で、オプションで最大32GBのRAMと4TBのSSDを選択可能。この点に少し疑問を覚える。メモリとストレージに関して言えば、4K動画を快適に編集できるスペックだ。しかし、内臓GPUでの動画編集は恐らくなかなかなストレスが溜まるものになるだろう。
Appleの公式サイトでもGPU性能の最大80%高速化を謳っているが、動画編集ソフトの高速化について正確な数値が掲載されていない。
これらの点から、14インチMacBook ProにはdGPUを搭載する可能性を疑っている。このタイミングで選択オプションを底上げしたのは、今年3月にアップデートされたMacBook Airとの差別化を図るためではないかと考えている。
また、dGPUを14インチに搭載したとしても、16インチモデルとの差別化はできるだろう。作業スペースが広いというのは16インチを選択する大きな理由となるからだ。
via:AppleInsider