Adobe Premiere ProがMac Pro(2019)にオプションとして用意されているAfterburnerカード(税抜き20万円)に対応することになりそうだ。Adobeのサポートコミュニティサイトに投稿された内容によると、Premiere ProのベータビルドにはAppleのAfterburnerカードのサポートが含まれているという。
Afterburnerカードとは
Mac Pro(2019)で扱うProResおよびProRes RAWのビデオコーデックを高速化するためのPCI Expressカード。最大6ストリームの8K ProRes RAWまたは最大23ストリームの4K ProRes RAWの再生に対応。今までは、ProResまたはProRes RAWのファイルを扱うApple製のアプリケーション(Final Cut Pro X、Motion、Compressor、QuickTime Player)に限定されてきた。
Adobeによると、Premiere ProはAfterburnerカードを使用したProRes 4444(REDのような業務用向けフォーマット)および422コーデックのデコード高速化に対応し、現時点でProRES RAWはサポートしないという。
Premiere ProとAfter Effectsは、Afterburnerカードを使用しない場合のProRES RAWを最近サポートしました。
Premiere Pro使用時にAfterburnerカードが使用されているか確認する方法はないもののデフォルトの設定で使用されるという。また、Adobeは、開発向上のためにAfterburnerカード所有ユーザーでProRes 422または4444を使用している場合、使用した感想を求めている。
via:MacRumors, Source:Apple(Afterburnerカード)、Adobe Support Community