Apple、 ミニLEDディスプレイ製品の投入時期を2021年に延期か

Appleは今年後半までにミニLEDディスプレイを搭載した製品を発表すると言われていましたが、これを技術的な理由により2021年まで延期した可能性があります。

本日、投資家向けに公開されたTFI証券のリサーチノートによると、アナリストのMing-Chi Kuo氏は「ミニLEDチップ、アセンブリ、および端子アセンブリを2020年の第3四半期、第4四半期、第4四半期の終わり、2021年の第1四半期に量産を開始する予定だ」と述べました。

ミニLEDはAppleが今後5年間で重要視するテクノロジー

Kuo氏によると、Appleは今後2〜3年間でミニLEDディスプレイを搭載した4〜6製品を投入する計画をしているとのこと。以前、Appleは2020年の第3四半期にA14Xチップを搭載した12.9インチiPad Proと第4四半期にミニLEDディスプレイを搭載した更新された16インチMacBook Proリリースする予定であるとしていました。しかし、これに遅れが生じている可能性があります。

しかし、Kuo氏はノート内でミニLEDの重要性に触れ「Appleが今後5年間で推進するテクノロジーのため今回の延長を心配する必要はない」としています。

"We believe that investors do not need to worry too much about the extension of the mini LED schedule, because mini LED is a key technology that Apple will promote in the next 5 years, so even if the short-term schedule is affected by the new coronary pneumonia, it will not damage the long-term positive trend."
訳:「私たちは投資家がミニLEDスケジュールの延長についてあまり心配する必要がないと信じています。ミニLEDは今後5年間でAppleが推進する重要なテクノロジーであるため、短期的なスケジュールが影響を受けるとしても新しい冠状肺炎、それは長期的な前向きな傾向を損なうことはありません。」

ミニLEDは、「より薄くて軽い製品設計・優れた広色域パフォーマンス・高いコントラストとダイナミックレンジ」など有機EL(OLED)と同等以上の性能を有しています。

Kuo氏は、AppleのミニLED製品の出荷台数が2021年と2022年にそれぞれ約300%と225%大幅に増加すると予測しています。

Sourcce:MacRumors

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